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2010 ダカール・ラリー [クルマ]

2010年も2日が経ちましたね。みなさん、いかがお過ごしですか?
お雑煮やお節料理をたくさん食べましたか?

今日もよく晴れて、初詣日和だったのではないでしょうか?

今日もカメラを持って散策と行きたかったのですが、今日は家でゴロゴロと過ごしていました。
で、インターネットでニュースを見ていたら、こんな見出しを見つけました。


「ダカール・ラリー」と言えば、たぶん、「パリ・ダカール・ラリー」を思い浮かべる方が多いと思います。このレースでは三菱パジェロが優勝の常連で、2008年頃まではよくTVCMでそのレースの模様が流れていたので、記憶に新しいのではないでしょうか。

そもそも、「パリ・ダカール・ラリー」は、1979年から始まり毎年1月1日(最近では前年の12月末)にフランスの首都・パリからスタートし、スペインのバルセロナからアフリカ大陸に渡り、セネガルの首都・ダカールまでのおよそ12,000kmを駆け抜ける世界一過酷なレースと言われていました。

世界一過酷なレースと言われる所以は、走行距離も然る事ながら、コースの途中には集落や救護施設のほとんどないサハラ砂漠を縦断したり、西サハラなど政治的に不安定な国を通過しているため、時折死者・負傷者が出ているからです。

その「パリ・ダカール・ラリー」は、2009年のレースから舞台をヨーロッパ・アフリカ大陸から、南米大陸に移し、南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからチリを回る周回コースに変更され、「ダカール・ラリー」(正式名称は、冠スポンサーの名前をとって、「ユーロミルホー・ダカール・ラリー」)としてリニューアルされています。

ちなみに、冠スポンサーの「ユーロミルホー」はポルトガルでロト(日本でいえば宝くじ)を販売している会社です。

ヨーロッパ・アフリカ大陸から南米大陸に舞台を変更をした背景には、フランスなど欧米を中心とした選手とメーカーがかつて植民地として支配していたアフリカ諸国で行っているので、植民地主義的だとする批判が根強く存在し、テロの標的になっていたり、アフリカの一般住民の住む地域を競技車両が猛スピードで駆け抜けるため住民と競技車の事故も発生していたということが挙げられています。

その「ダカール・ラリー」も舞台を南米に移してから2回目を迎え、三菱自動車は2009年にワークス(メーカー直系チーム)参加から撤退をしているため、日本からのワークス参加はランド・クルーザー(トヨタ車体)と、日野レンジャー(日野自動車)、フォレスター(SUBARU STI)の3チームのみ。海外メーカーのワークス参加も、フォルクスワーゲンとBMWの2チームだけとなっています。

つい最近までは、三菱自動車や日産自動車、MAZDA、SUZUKI、ルノー、フォードなどの名立たるメーカーがワークスとして参加してその技術力を競い合っていたのに、不景気になってからというもの、ワークスからの撤退が相次ぎ淋しいレースとなってしまいました。

F1やWRCといったモータースポーツは軒並み陰りが見えてきてしまいましたね。いろんな意味で夢を与えてくれる場が不景気のために無くなってゆく・・・ちょっと寂しいなと思います。

何はともあれ、参戦している日本のワークスチームには頑張って欲しい。ここで頑張って、『日本のモータースポーツここにあり』と主張し続けて欲しいと思います。ここのところネガティブな話題しかないので、少しでもポジティブに考えられる話題が欲しいものです。

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魔太郎

そうですね~。昔はTVでもよく放送してたんだけど
最近は見ませんね。
三菱のパジェロにも憧れて、2輪のワークスマシンにも憧れたもんです。
あの砂の上を200km/h以上で走るんだから普通じゃない世界です。
by 魔太郎 (2010-01-03 01:20) 

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