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モモの花 [春夏秋冬]

「灯りをつけましょぼんぼりに♪ お花をあげましょモモの花♪」・・・3月3日の今日は「桃の節句」、ひな祭りです。
みなさんは雛あられを食べましたか?

それにしてもここのところ寒いですね。
気象庁発表の3月3日の天気予報では、今日の東京の天気は、曇りのち雪。最高気温は6℃、最低気温は1℃という予報になっています。

3月になったというのに、積もるほどの雪が降るかもしれないなんて・・・ここのところの東京の天気はどうなっているんでしょうかねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌

それはさておき、「桃の節句」といえばモモの花。そのモモの花を先日の日曜日に撮ってきました。

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[Nikon D300 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/5.6 | 1/125sec | EV 0.0]

先日の日曜日は雨に祟られたのですが、終始雨が降っていたのではなく、パラパラと降ったり止んだりの状態で、この写真も雨が止んだ隙を狙って撮影しました。

僕はモモの花は言葉としては知っていたのですが、実物を見たのはこれがはじめてでした(;^_^A

綺麗ですよね。

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[Nikon D300 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/7.1 | 1/200sec | EV 0.0]

ピンク色の花だけではなく、この写真のように白い花もあります。

モモの花は、3月から4月上旬頃に花を咲かせ、春の季語にもなっています。また、モモが咲き始める時期は七十二候の中国では桃始華、日本は桃始笑と呼ばれ、それぞれ啓蟄(驚蟄)の初候、次候にあたります。

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[Nikon D300 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/5.6 | 1/125sec | EV 0.0]

原産地は中国西北部の黄河上流の高山地帯。欧州へは1世紀頃にシルクロードを通り、ペルシア経由で伝わりました。英名ピーチ(Peach)は"ペルシア"が語源で、ラテン語のpersicum malum(ペルシアの林檎)から来ています。

日本には弥生時代前後に伝わり、平安時代~鎌倉時代には水菓子と呼ばれ珍重されていましたが、当時の品種はそれほど甘くなく主に薬用・観賞用として用いられていたとする説もあります。

江戸時代に更に広まり、全国で用いられています。さらに明治時代には、甘味の強い水蜜桃系(品種名:上海水蜜桃など)が輸入され、食用として広まりました。

現在日本で食用に栽培されている品種は、この水蜜桃系を品種改良したものがほとんどなのだそうです。

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[Nikon D300 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/5.6 | 1/125sec | EV 0.0]

ウメとはまた違った趣がありますよね。
雨を気にしながらも夢中でレンズを向けていました(;^_^A

ちなみに、「もも」の語源には諸説あり、「真実(まみ)」より転じたとする説、実の色から「燃実(もえみ)」より転じたとする説、多くの実をつけることから「百(もも)」とする説などがあります。

ひな祭りが来る度に、なにげなく「モモの花」という言葉を聞いていましたが、調べてみるといろいろなことがわかって面白いですね。



神代植物公園 もも園



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コメント 1

fumilin

寒いよねえ・・・
大阪も先ほど雪が降りました。
by fumilin (2009-03-03 11:42) 

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