漱石の日：on the road：SSブログ

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漱石の日　[Anniversary] [編集]

今日はよく晴れて、気持ちの良い土曜日でしたね(^∇^)
みなさんは何処かにでかけられましたか？

でも、まだまだちょっと寒い・・・東京の今日の最高気温は9.9℃、最低気温は4.0℃、湿度23%、北北西の風、風力3m/sでした。

こんな天気の良い日には、外をのんびりと散策したかったのですが、残念ながら今日も休日出勤になってしまいました(Ｔ▽Ｔ;)
後ろ髪を引かれる思いで、泣く泣く出勤してきました。

それはさておき、2月21日の今日は何の日か調べてみたら、「漱石の日」というものが出てきました。

1911年(明治44年)のこの日、夏目漱石(なつめそうせき)は文学博士号授与の辞退を表明しました。それにちなんで「漱石の日」となっているようです。

当時の文部省(現在の文部科学省)が、作家として活躍していた夏目漱石に文学博士の称号を送ると伝えました。これに対して漱石は『自分に肩書きは必要ない』として、1911年(明治44年)2月21日に博士号を辞退する旨を書いた手紙を、その時の文部省専門学部局長に送っています。

恐らく夏目漱石を知らない人はいないとは思うのですが、夏目漱石は1867年2月9日(旧暦の慶応3年1月5日)に生まれ、『坊っちゃん』や『吾輩は猫である』、『こゝろ』、『三四郎』、『それから』などの多くの傑作を世に残した偉大な作家です。

活字離れが叫ばれる昨今でも、夏目漱石の小説を目にした人は多いと思います。

また、1984年(昭和59年)から2004年(平成16年)まで発行された日本銀行券D千円券に肖像が採用されているので、その容姿も知らない人はいないでしょう(;^_^A

それにしても、『肩書は必要ない』と博士号の授与を辞退してしまうなんて、漢(おとこ)ですね。
なかなか普通の人にはできないことだと思います。

やっぱり、そこが偉人たる所以なのかなぁ・・・。