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蘆花恒春園 [Tokyo Walking]

今日は世田谷区にある蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)を散策してきました。

蘆花恒春園は、「不如帰(ほととぎす)」、「自然と人生」、「みみずのたはこと」といった小説を書いた明治・大正期の文豪、富徳蘆花(本名:富徳健次郎)とその夫人、愛子が後半生を過ごした住まいと庭、それと蘆花夫妻の墓地を中心とした旧邸地部分と、富徳蘆花が晴耕雨読の生活を送った周囲の土地を東京都が管理し一般に公開している公園です。

公園は環状八号線(通称:環八)沿いにあり、面積は80,304.43平方メートルといったかなり広い公園で、散策するにはちょうどいいのかもしれません。

公園の中には、富徳蘆花が作品を書く為に使った母屋と、愛子夫人が過ごした居宅が当時のままに公開されていました。蘆花が作品を書く為に使った母屋は、昔の家さながらの藁葺き屋根でもう滅多には見られない家の造りをしていました。

これが蘆花が作品を書く為に使った母屋の1つの梅花書屋です。この梅花書屋の裏に秋水書院というもう一つの母屋があります。両方とも藁葺き屋根で、昔の日本の家といった感じで趣があります。

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[ Nikon D300 | AF-S Nikkor 18-200mm | F/4.5 | 1/50 | EV 0.0 | ISO/400 ]

そしてこれが愛子夫人の居宅。こちらは瓦葺き屋根でした。梅花書屋と愛子夫人居宅は、集会場として有料で一般に公開されているようです。

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[ Nikon D300 | AF-S Nikkor 18-200mm | F/4.5 | 1/125 | EV -0.7 | ISO/400 ]

また、旧邸宅の近くには、蘆花の作品や手紙、原稿といったものや、蘆花や愛子夫人の身辺具を展示した蘆花記念館もありました。

母屋の近くには、白い梅の花が咲いていてなかなか綺麗でした。

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[ Nikon D300 | AF-S Nikkor 18-200mm | F/5.6 | 1/160 | EV -0.3 | ISO/400 ]

母屋を後にし公園の出口に向かうと、今度は赤い梅の花が出迎えてくれました。その赤い梅の花を付けた木を良く見ると、メジロが梅の蜜を啄んでいました。メジロというのは、こんな都心に近い場所にも生息してるんですね。近くには交通量の多い環八があるのに(;^_^A

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[ Nikon D300 | AF-S Nikkor 18-200mm | F/5.3 | 1/200 | EV -0.3 | ISO/400 ]

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[ Nikon D300 | AF-S Nikkor 18-200mm | F/5.6 | 1/500 | EV -0.3 | ISO/400 ]

今日の東京の天気はどんよりとした曇り空でしたが、公園内に生えている木々の自然の癒しパワーをもらいリフレッシュできました。

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コメント 2

bird

梅咲いてますね〜
こちらも咲いてるかなぁ…
2月は短いので忙しくしているとあっという間に
3月が来ちゃうんですよね ^^;
by bird (2011-02-07 22:30) 

オデコ

藁葺き屋根は珍しいですね。
白梅・紅梅にメジロ・・もうすぐ春ですね。
by オデコ (2011-02-09 12:35) 

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