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[F1]'09 オーストラリアGP [Formura One]

2009年開幕戦オーストラリアGP決勝が、オーストラリア時間3月29日17:00(日本時間3月29日15:00)にアルバートパーク・サーキットで開催されました。

待ちに待ったF1 2009シーズンの開幕です(o^-')b

3月29日のアルバートパーク・サーキットの天気は晴れ。気温21℃、路面温度31℃、コースの状態はドライコンディション。2009年シーズンの開幕に相応しい天候になりました。

前日の予選の結果は、チーム解散の危機を乗り越えた新生ブラウンGPが、いきなりのフロント・ローを独占。新チームのポールポジション獲得は、1970年シーズン途中の第11戦カナダGPから参戦したティレル以来39年ぶりの快挙となりました。

3番手にはレッドブルのセバスチャン・ベッテルが飛び込んでいます。注目のトヨタはティモ・グロック6番手、ヤルノ・トゥルーリ8番手。F1の王者フェラーリは、フェリペ・マッサ7番手、キミ・ライコネン9番手で決勝を迎えています。

ところで今日の決勝は、スターティング・グリッドには大きな変更があました。

マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンは予選後にギアボックスを交換したため、5グリッド降格。さらに、トヨタにリアウィングのレギュレーション違反が発覚し、予選結果は無効になり、2台そろってピットレーンスタートとなりました。結局、ルイス・ハミルトンは18番グリッドでのスタートとなっています。

レッドシグナルがグリーンシグナルに変わり、いよいよ2009年のF1開幕戦がスタート。スタート時、2番グリッドにつけていたブラウンGPのルーベンス・バリチェロが出遅れ、フェラーリ勢が順位を上げる一方、ブラウンGPのジェンソン・バトンはトップを守り1コーナーへ飛び込みます。

後方でアクシデントが発生しましたが、2番手以降はレッドブルのセバスチャン・ベッテル、フェラーリのフェリペ・マッサ、BMWザウバーのロバート・クビサ、フェラーリのキミ・ライッコネン、ウィリアムズのニコ・ロズベルグと続きます。

10周目あたりを境にソフトタイヤを選択していたマシンのペースが落ち、上位から消えて行きます。ハードタイヤを選択していたウィリアムズの中嶋一貴は4番手まで浮上します。

しかし、18周目に中嶋一貴に不幸が襲いかかります。コーナーを曲がる際にスピンを起こしてしまいウォールに激突してしまいます。ただ一人の日本人ドライバーはここで姿を消してしまいました。残念です。

中嶋のスピンにより、ここでセーフティカーが出動。それまでのギャップが消えてしまいます。このタイミングで多くのマシンがピットストップに向かいました。

ジェンソン・バトン、セバスチャン・ベッテルのトップ2は変わらず、フェリペ・マッサ、ロバート・クビサ、キミ・ライコネンとソフトタイヤの装着義務を終えている3台が上位に戻り、25周目にレースが再スタート。トヨタのヤルノ・トゥルーリはこの時点で6番手まで追い上げています。

フェリペ・マッサは上位勢で真っ先に2度目のピットストップに向かい、順位を落とします。フェリペ・マッサの8周後、ロバート・クビサとキミ・ライコネンが同時にピットイン。それぞれ最後のスティントに臨みましたが、キミ・ライコネンはミスでウォールに接触し、マシンにダメージを負い大幅に順位を下げる結果になります。

最終的にキミ・ライッコネンはマシンを降り、さらにフェリペ・マッサはマシントラブルに見舞われリタイアと、フェラーリは両者そろってノーポイントという厳しい出だしとなりました。フェラーリは、昨シーズンに引き続き、出だしで立ち遅れることになってしまいました。

レース終盤、セバスチャン・ベッテル、ニコ・ロズベルグのペースが極端に落ちます。この2台は最終スティントにソフトタイヤを履いていましたが、他のマシンより長めに走っていました。

ニコ・ロズベルグがルイス・ハミルトンらにかわされる前方で、ロバート・クビサが2番手のセバスチャン・ベッテルに迫ります。ペースの違いは明らかな2台でしたが、ロバート・クビサがオーバーテイクした直後に両者が接触。表彰台圏内ながら、残り周回わずか3周あまりでレースを終えてしまいます。

かわってルーデンス・バリチェロ、ヤルノ・トゥルーリが2番手、3番手に浮上。2度目のセーフティカーが入り、このままファイナルラップを迎えます。セーフティカーはフィニッシュライン直前で解除され、ジェンソン・バトンがポール・トゥ・ウィンのチェッカーを受けます。

ジェンソン・バトンにとってはHonda時代、2006年第13戦ハンガリーGPで挙げた初優勝以来の通算2勝目となりました。

2位にはルーデンス・バリチェロが入り、レースが終わってみれば予選結果と同じくブラウンGPのワン・ツーで、新チームとしては1977年のウルフ以来32年ぶりのデビュー戦優勝、1954年のメルセデス以来55年ぶりのワン・ツーフィニッシュを達成しています。

ピットレーンスタートからヤルノ・トゥルーリが3位表彰台を獲得。以降の入賞圏内は4位前年王者のルイス・ハミルトン、5位トヨタのティモ・グロック、6位ルノーのフェルナンド・アロンソ、7位ニコ・ロズベルグ、8位にはトーロ・ロッソの新人セバスチャン・ブエミとなっています。

しかし、2度目のセーフティカー出動中にヤルノ・トゥルーリがルイス・ハミルトンをオーバーテイクしたと判断され、レース後、ヤルノ・トゥルーリの決勝タイムに25秒加算のペナルティが科されました。この結果、ヤルノ・トゥルーリは12位に降格。ルイス・ハミルトンが3位に繰り上がり、以下、9番手でチェッカーを受けたトーロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーまでがポイントを獲得しています。



Albert Park Circuit



タグ:F1 クルマ
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