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南極昭和基地が開設された日 [Anniversary]

今日、1月29日は、南極にある昭和基地が開設された日です。

昭和基地というのは、南極圏内の東オングル島にある日本が設営した南極大陸を観測するための観測基地です。
最近はニュースになることも少ないので、昭和基地を知っているという人は少ないかも知れませんね(;^_^A

南緯69度00分22秒、東経39度35分24秒、標高29.18mの位置にあり、基地の名称は建設された時代の元号「昭和」にちなんで付けられています。

昭和基地の歴史は、ほぼそのまま日本の南極観測の歴史と言えるかもしれません。

1951年(昭和26年)に国際地球観測年が提唱されると、日本はこれに参加を希望しました。当初は、赤道観測を行う予定でしたが、予定地の領有権を持つアメリカの許可が出なかったため、1955年2月、南極観測に切り替え、12か国による共同南極観測に参加したのが南極観測のはじまりです。

1956年に出発した南極観測船「宗谷」で永田武隊長率いる第1次南極観測隊53名が東オングル島に到着。翌1957年1月29日、永田武隊長らが南極大陸に上陸し、昭和基地と命名しました。これが昭和基地のはじまりで、この日を開設記念日としています。

昭和基地の実際の建設は、1月31日の正式決定のあと、2月1日から始まっています。

はじめに建設された棟は全部で4つ。うち1つは発電棟でした。この4つの棟で、隊員のうち西堀栄三郎越冬隊長以下11名の1次隊が越冬を行っています。

昭和基地開設からもう52年。・・・調べてみてちょっと驚きました。すごいですよね。
昭和基地の今については、「昭和基地NOW!!」というホームページで見ることができます。


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