SSブログ

今日は『成人の日』 [Anniversary]

1月12日(月)。今日は国民の祝日「成人の日」でした。

1月8日のblogで、平成元年のお話をしましたが、2009年の今年に成人を迎えた新成人は、平成元年生まれ。・・・もう、平成生まれの新成人が誕生してるんですね。はやっ(;^_^A

平成生まれの新成人にとっては、昭和という時代は「古き良き時代」なんだそうな。昭和生まれの人間にとってはなんとも複雑な言葉です(#⌒∇⌒#)ゞ

ところで、総務省の発表(2008/12/31発表)によると、2009年に新成人を迎えた新成人(1988年生まれ)は前年より2万人少ない133万人(推計、男性68万人、女性65万人)で、過去最低を更新しています。

新成人は第2次ベビーブームの1973年生まれが成人した1994年の207万人がピークで、そのピークから15年連続で減少しています。総人口に占める割合も、過去最低の1.04%でした。

ここ最近、少子化ということしばしば話題に上り問題となっていますが、こうして成人式を迎えるたびに現実味を帯びてきましたね。このままで行くと、次世代を担う若い世代がますます減少して行き、日本は老人ばかりの国になってしまう。

ちょっと由々しき問題ですね。みなさんはどう思います?

また、成人式というと最近ニュースになるのは、新成人の乱闘騒ぎや式の妨害行為ですが、みんな若さゆえ表現の仕方を間違っているのかなぁと感じます。酒が入って気が大きくなって起こしているものも多いですしね(;^_^A

一方で、千葉県の浦安市のように東京ディズニーランドで盛大に成人式が行われたり、2年前に財政破綻した北海道の夕張市では68人の参加者に対して予算14万円という質素な成人式が行われていたりもします。

そもそも今の形態の成人式は、終戦間もない1946年11月22日、埼玉県北足立郡蕨町(現、蕨市(わらびし))において実施された「青年祭」がルーツとなっています。

敗戦により虚脱の状態にあった当時、次代を担う青年達に明るい希望を持たせ励ますため、当時の埼玉県蕨町青年団長高橋庄次郎氏が主唱者(しゅしょうしゃ)となり青年祭を企画、会場となった蕨第一国民学校(現蕨市立蕨北小学校)の校庭にテントを張り、青年祭のプログラムとして行われました。

この「成年式」が全国に広まり、現在の成人式となっています。

蕨市の「青年祭」に影響を受けた国は、1948年に公布・施行された祝日法により、「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます」の趣旨のもと、翌年から1月15日を成人の日として制定。それ以降、ほとんどの地方で成人式はこの日に行われるようになっています。

その後、1998年の祝日法改正(通称:ハッピーマンデー法)に伴って、2000年より成人の日は1月第2月曜日へ移動しています。

今、全国各地の地方自治体で行われている成人式って、ずっと前からあったものだと思ったのですが、実は今の形態の成人式は戦後から行われていたものなんですね。しかも発祥の地が埼玉県蕨市だったとは・・・(;´▽`A``

こうして、調べてみるといろいろな発見がありますね。

何はともあれ、今年成人を迎えた新成人の方々には「おめでとう!」と祝福の言葉を贈りたいです。


nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 1

Yuki

私の頃は成人の日は1月15日でしたよね。
平成生まれが、成人するなんて、昭和生まれはもうすぐ
年配の象徴になりそうですよね・・・・。ヾ(≧へ≦)〃
by Yuki (2009-01-13 00:19) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。