F1 2008 オーストラリアGP [Formura One]
3/16(日)の今日、オーストラリアのアルバートパーク・サーキットで、待ちに待ったF1GP 2008シーズンが開幕しました\(^o^)/
2008シーズンの一番の話題と言えば、伝説の日本人ドライバー中嶋悟のJr.である中嶋一貴がウィリアムズTOYOTAからフル参戦することでしょう。
みなさんは中嶋悟さんや中嶋一貴さんのことはご存知ですか?
F1に興味のない人はあまり馴染みのない名前かなぁ。
F1では、スーパーアグリ代表の鈴木亜久里や片山右京の方が知名度があるかもしれませんね(^^ゞ
ところで、
中嶋悟さんがF1を引退してもう17年が経っているんですね。中嶋悟さんがF1を駆っていたのがついこの前のことのように思っていましたが、月日の経つのは早いものです。
そのJrが、2007シーズンの最終レースでF1デビューを果たし、2008シーズンからは開幕戦のオーストラリアGPから、最終戦のブラジルGPまでの全18戦をフル参戦。あの中嶋悟のDNAを宿したJrが、どんな走りを見せてくれるのか楽しみなシーズンです。
その他の話題では、TOYOTAがF1では安定した空力性能を追及した新車『TF108』を投入し、ベテランのヤルノ トゥルーリと若手のT.グロックのドライバーラインアップで悲願の初優勝を目指していることでしょう。
TOYOTAは、2002年にF1に参戦して今年で7年目を迎える。
その間に入賞はあるものの、1つも優勝には至っていない。TOYOTAと言えば、ラリーや耐久レース、ル・マン24時間レースなどの数々のモータースポーツで優勝や表彰台をゲットしているメーカーで、シャシーもエンジンも純正というチームだけに、ずっと入賞だけに甘んじているということは屈辱的なことだろうと思う。
また、ようやく2008シーズンも参戦できることになったスーパーアグリの今後の動向・・・チーム発足の時もそうであったが、2007シーズンが終わり、資金不足で2008シーズンの存続が危ぶまれていただけに、古い型のレーシングカーでどこまでレースに食い込んで行けるかハラハラドキドキものではあるが、楽しみでもあります。
佐藤琢磨のポテンシャルと不屈のサムライ魂に期待したいですね。
で、オーストラリアGPの結果ですが、開幕戦は大波乱のサバイバルレースとなりました。
まず、スタートで多重クラシュが起こり、トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル、HONDAのジェンソン・バトン、母国グランプリを迎えたレッドブルのマーク・ウェバー、フォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラ、スーパーアグリのアンソニー・デビッドソンが1周を終えずにリタイア。初っ端から5台がレースから消えることになりました。
多重クラッシュのため、1周目からセーフティカーが登場。ここでレースは一時的に中断します。
レッド・フラッグが解除されレースが再開すると、5番手を走行していたTOYOTAのヤルノ・トゥルーリが、マシントラブルで20周目にピットに戻りリタイアしてしまいました。満を持して投入して来たマシンだけに、TOYOTAにとってはこのリタイヤは痛手だと思います。
そして26周目、10番手争いをしていたレッドブルのデビッド・クルサードと、フェラーリのフェリペ・マッサが接触。デビッド・クルサードのマシンからパーツが飛び散り、ここで2度目のセーフティカーが登場します。
この間に2度目のピットストップを行なうマシンが続出し、キミ・ライコネンが3番手に浮上します。2007シーズンのワールド・チャンピオンがやっと優勝圏内に浮上してきました。しかしレース再開後、2番手マクラーレンのヘイキ・コバライネンに仕掛けてオーバーラン。この周にピットへ戻り最初で最後のタイヤ交換、給油を行ない最後尾まで落ちてしまいます。仕掛けたまでは良かったのに、オーバーランで自滅してしまうとは(-_-;)
同じ頃、チームメイトのフェリペ・マッサがマシンを降り、リタイアとなります。また、スーパーアグリの佐藤琢磨もマシンを止め、この時点でコース上に残っているマシンはわずか11台! まさにサバイバルレースです。
佐藤琢磨も一時期、10位まで順位を上げてきていただけに残念です。やはり、旧式マシンの限界(?)なのかなぁ。
10番手のティモ・グロックを追うキミ・ライコネンは背後に迫り、オーバーテイクを狙いましたが再度コースオフ。その差がかえって広がっていく結果に! キミ・ライコネンに焦りが出たのでしょうね。
その後の44周目、まだまだ波乱は続きます。コースアウトしたティモ・グロックのマシンが芝に跳ね、スピンしながらクラッシュ!! 3度目のセーフティカー出場となります。直前に予定通りのピットストップを済ませていたルイス・ハミルトンに問題はなかったのですが、チームメイトのヘイキ・コバライネンはピットストップを行なっていなかったので、セーフティカー中のピットストップを余儀なくされ順位を落とします。
さらにBMWザウバーのロバート・クビサと中嶋一貴が接触し、両者ピットへマシンを戻します。中嶋はフロントウィングを交換し、辛うじてコースに戻りましたが、ロバート・クビサはここでリタイアとなります。
これでついにコース上のマシンが9台に!!! まさしく、サバイバル。
5番手争いではフェルナンド・アロンソ、ヘイキ・コバライネン、キミ・ライコネンが僅差で並び、接戦のバトルを見せてくれました。しかしキミ・ライコネンにマシントラブルが発生し、ペースダウン。スローペースでどうにか走り続けましたが、54周のところで力つきピットロードでマシンストップ。ここで開幕戦終了となります。
さらに、4番手を走行していたトロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーもマシントラブルでストップ。フェラーリエンジンを搭載しているマシンすべてが姿を消しました。
4番手を狙うフェルナンド・アロンソ、ヘイキ・コバライネンは抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げながらファイナルラップに突入! 波乱の影響を最後まで受けなかったルイス・ハミルトンが、ポール・トゥ・ウィンで開幕戦の勝利を手にしました。やはり、ハミルトンは強いですね。
2位には自己ベストタイのニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)で昨年のハンガリーGP以来の表彰台をゲット。ウィリアムズのニコ・ロズベルグが3位に入り、自身初表彰台に上っています。
4位はヘイキ・コバライネンとのバトルに競り勝ったフェルナンド・アロンソ、5位にヘイキ・コバライネン、6位でチェッカーを受けたHONDAのルーベンス・バリチェロは「ピットレーンのレッドシグナルを無視して走り出した」として審議の対象となっているため、6位以降の順位は暫定。
そして7位に、通算2戦目で初入賞を果たしたウィリアムズの中嶋が入りました\(^o^)/ 思えば、父親の中嶋悟も初フル参戦した時に入賞を果たしているので、すごいですね。まさに、中嶋DNA! 今後が楽しみな逸材だと思います。
また、トロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーが8位完走扱いでデビュー戦にしてポイントを獲得。ルーベンス・バリチェロの審議次第では中嶋とセバスチャン・ブルデー、9位完走扱いのキミ・ライコネンがそれぞれ順位を上げる可能性があるので、今後の審議の動向が気になるところです。
F1第2戦目は、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで3/21(金)~3/23(日)に行われます。
今日のレースを見て、次のレースが楽しみになってきました。
2008シーズンの一番の話題と言えば、伝説の日本人ドライバー中嶋悟のJr.である中嶋一貴がウィリアムズTOYOTAからフル参戦することでしょう。
みなさんは中嶋悟さんや中嶋一貴さんのことはご存知ですか?
F1に興味のない人はあまり馴染みのない名前かなぁ。
F1では、スーパーアグリ代表の鈴木亜久里や片山右京の方が知名度があるかもしれませんね(^^ゞ
ところで、
中嶋悟さんがF1を引退してもう17年が経っているんですね。中嶋悟さんがF1を駆っていたのがついこの前のことのように思っていましたが、月日の経つのは早いものです。
そのJrが、2007シーズンの最終レースでF1デビューを果たし、2008シーズンからは開幕戦のオーストラリアGPから、最終戦のブラジルGPまでの全18戦をフル参戦。あの中嶋悟のDNAを宿したJrが、どんな走りを見せてくれるのか楽しみなシーズンです。
その他の話題では、TOYOTAがF1では安定した空力性能を追及した新車『TF108』を投入し、ベテランのヤルノ トゥルーリと若手のT.グロックのドライバーラインアップで悲願の初優勝を目指していることでしょう。
TOYOTAは、2002年にF1に参戦して今年で7年目を迎える。
その間に入賞はあるものの、1つも優勝には至っていない。TOYOTAと言えば、ラリーや耐久レース、ル・マン24時間レースなどの数々のモータースポーツで優勝や表彰台をゲットしているメーカーで、シャシーもエンジンも純正というチームだけに、ずっと入賞だけに甘んじているということは屈辱的なことだろうと思う。
また、ようやく2008シーズンも参戦できることになったスーパーアグリの今後の動向・・・チーム発足の時もそうであったが、2007シーズンが終わり、資金不足で2008シーズンの存続が危ぶまれていただけに、古い型のレーシングカーでどこまでレースに食い込んで行けるかハラハラドキドキものではあるが、楽しみでもあります。
佐藤琢磨のポテンシャルと不屈のサムライ魂に期待したいですね。
で、オーストラリアGPの結果ですが、開幕戦は大波乱のサバイバルレースとなりました。
まず、スタートで多重クラシュが起こり、トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテル、HONDAのジェンソン・バトン、母国グランプリを迎えたレッドブルのマーク・ウェバー、フォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラ、スーパーアグリのアンソニー・デビッドソンが1周を終えずにリタイア。初っ端から5台がレースから消えることになりました。
多重クラッシュのため、1周目からセーフティカーが登場。ここでレースは一時的に中断します。
レッド・フラッグが解除されレースが再開すると、5番手を走行していたTOYOTAのヤルノ・トゥルーリが、マシントラブルで20周目にピットに戻りリタイアしてしまいました。満を持して投入して来たマシンだけに、TOYOTAにとってはこのリタイヤは痛手だと思います。
そして26周目、10番手争いをしていたレッドブルのデビッド・クルサードと、フェラーリのフェリペ・マッサが接触。デビッド・クルサードのマシンからパーツが飛び散り、ここで2度目のセーフティカーが登場します。
この間に2度目のピットストップを行なうマシンが続出し、キミ・ライコネンが3番手に浮上します。2007シーズンのワールド・チャンピオンがやっと優勝圏内に浮上してきました。しかしレース再開後、2番手マクラーレンのヘイキ・コバライネンに仕掛けてオーバーラン。この周にピットへ戻り最初で最後のタイヤ交換、給油を行ない最後尾まで落ちてしまいます。仕掛けたまでは良かったのに、オーバーランで自滅してしまうとは(-_-;)
同じ頃、チームメイトのフェリペ・マッサがマシンを降り、リタイアとなります。また、スーパーアグリの佐藤琢磨もマシンを止め、この時点でコース上に残っているマシンはわずか11台! まさにサバイバルレースです。
佐藤琢磨も一時期、10位まで順位を上げてきていただけに残念です。やはり、旧式マシンの限界(?)なのかなぁ。
10番手のティモ・グロックを追うキミ・ライコネンは背後に迫り、オーバーテイクを狙いましたが再度コースオフ。その差がかえって広がっていく結果に! キミ・ライコネンに焦りが出たのでしょうね。
その後の44周目、まだまだ波乱は続きます。コースアウトしたティモ・グロックのマシンが芝に跳ね、スピンしながらクラッシュ!! 3度目のセーフティカー出場となります。直前に予定通りのピットストップを済ませていたルイス・ハミルトンに問題はなかったのですが、チームメイトのヘイキ・コバライネンはピットストップを行なっていなかったので、セーフティカー中のピットストップを余儀なくされ順位を落とします。
さらにBMWザウバーのロバート・クビサと中嶋一貴が接触し、両者ピットへマシンを戻します。中嶋はフロントウィングを交換し、辛うじてコースに戻りましたが、ロバート・クビサはここでリタイアとなります。
これでついにコース上のマシンが9台に!!! まさしく、サバイバル。
5番手争いではフェルナンド・アロンソ、ヘイキ・コバライネン、キミ・ライコネンが僅差で並び、接戦のバトルを見せてくれました。しかしキミ・ライコネンにマシントラブルが発生し、ペースダウン。スローペースでどうにか走り続けましたが、54周のところで力つきピットロードでマシンストップ。ここで開幕戦終了となります。
さらに、4番手を走行していたトロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーもマシントラブルでストップ。フェラーリエンジンを搭載しているマシンすべてが姿を消しました。
4番手を狙うフェルナンド・アロンソ、ヘイキ・コバライネンは抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げながらファイナルラップに突入! 波乱の影響を最後まで受けなかったルイス・ハミルトンが、ポール・トゥ・ウィンで開幕戦の勝利を手にしました。やはり、ハミルトンは強いですね。
2位には自己ベストタイのニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)で昨年のハンガリーGP以来の表彰台をゲット。ウィリアムズのニコ・ロズベルグが3位に入り、自身初表彰台に上っています。
4位はヘイキ・コバライネンとのバトルに競り勝ったフェルナンド・アロンソ、5位にヘイキ・コバライネン、6位でチェッカーを受けたHONDAのルーベンス・バリチェロは「ピットレーンのレッドシグナルを無視して走り出した」として審議の対象となっているため、6位以降の順位は暫定。
そして7位に、通算2戦目で初入賞を果たしたウィリアムズの中嶋が入りました\(^o^)/ 思えば、父親の中嶋悟も初フル参戦した時に入賞を果たしているので、すごいですね。まさに、中嶋DNA! 今後が楽しみな逸材だと思います。
また、トロ・ロッソのセバスチャン・ブルデーが8位完走扱いでデビュー戦にしてポイントを獲得。ルーベンス・バリチェロの審議次第では中嶋とセバスチャン・ブルデー、9位完走扱いのキミ・ライコネンがそれぞれ順位を上げる可能性があるので、今後の審議の動向が気になるところです。
F1第2戦目は、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで3/21(金)~3/23(日)に行われます。
今日のレースを見て、次のレースが楽しみになってきました。
F1テクノロジーの最前線 自動車技術の最先端を行くF1マシンの秘密に迫る (サイエンス・アイ新書 42)
- 作者: 檜垣 和夫
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 新書
はじめまして。
え~!中嶋悟が乗ってたのって17年も前になるんですか?!未だに彼のラストレースは覚えてるのに・・・年を感じました。
今年も楽しみですね!
by asurada (2008-03-17 01:04)
片山右京、好みなの(*^^)v顔が 笑
セナが死んでから見なくなった人って結構多いんだよね。
でも、あたしのそのうちの一人かも。。。
by あいかっち (2008-03-17 19:00)