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カワセミとツグミ ~ある野川の風景~ [野鳥]

1/11(日)の野川の散策ではまたしてもカワセミと出会いました。
今回紹介する写真は、その時に撮影したものです。

カワセミは、漢字では『翡翠』あるいは『川蝉』と書きます。
ブッポウソウ目カワセミ科に分類される鳥で、水辺に生息しています。

体長17cmくらいで、頭から背にかけては光沢のある鮮やかな青緑色。腹は栗色。くちばしは黒く、大きく長いのが特徴。また、雌は下くちばしが赤い。

古くはソニドリと呼ばれ、ヒスイと呼ばれることもあります。

ふつうは『カワセミ』というと、この青緑色の鳥のことを指すのですが、実は『カワセミ』という名前は、ブッポウソウ目カワセミ科の鳥の総称でもあり、ヤマセミ、アカショウビン、ワライカワセミなども属します。

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[Nikon D300 | AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED | F/6.3 | 1/160sec | EV 0.0]

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[Nikon D300 | AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED | F/6.3 | 1/160sec | EV 0.0]

カワセミが移動するときは、川面を這うように飛行します。だから、気を付けて見ていないと結構見逃したりします。体が小さいせいでしょうか、野川に生息するカルガモやシラサギなどに比べて飛行する速度が速いように見えます。

この日は、カワセミの他にいろいろな野鳥たちと出会っています。
次の写真は、その中の1羽のツグミです。

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[Nikon D300 | AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED | F/11 | 1/400sec | EV 0.0]

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[Nikon D300 | AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED | F/11 | 1/500sec | EV 0.0]

ツグミは、漢字では『鶫』と書きます。スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科に分類される鳥です。スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科には、アカハラ、シロハラ、トラツグミ、クロツグミ、コマドリなども属します。

体長24cmくらい。上面は暗褐色で不規則な模様があり、腹は白色に黒斑(こくはん)が散在し、淡色の眉斑(びはん)があります。眉斑というのは、眼の上にある、まゆ毛のように見える模様のことです。

シベリアで繁殖し、秋に大群で日本に渡来し越冬する渡り鳥です。

カワセミも魅力的な鳥ですが、ツグミもなかなかチャーミングでカワイイ鳥ですね。


カワセミに遭遇した場所




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コメント 3

Yuki

昔、成城のあたりはよく行きましたが、こんな近くに
カワセミさんが居たんですね!(*^ー゚)v
by Yuki (2009-01-15 10:34) 

masugi

なぜこんなに美しい色なんでしょうねえ。
墨田区では翡翠なんて夢のまた夢…。
by masugi (2009-01-15 16:37) 

魔太郎

カワセミって綺麗な色してますね。
それで、私も子供の頃はこういう野鳥にも気がついてたけど
大人になってから、きっと見かけてるんだけど、気にして
なかったようです。
今度山に入るときは野鳥もしっかり見てみようと思いましたよ。
by 魔太郎 (2009-01-15 21:29) 

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