春に咲くラッパスイセン [春夏秋冬]
3月14日・・・今日はホワイトディですね。バレンタインディにチョコをもらった人はお返しをしましたか?(^^ゞ
3月も中盤に入ったというのにちょっと肌寒い日が続きますよね。
東京の今日の天気は雨のち曇り。最高気温16.3℃、最低気温11.9℃、湿度62%、北の風、風力4m/sでした。
気象データ上では、最高気温が16.3℃もあったんですね。
でも、ビュービュー吹き荒れる強い北風と、冷たい雨で体感気温は10℃前後だったような気がします。
天気予報では、午後になってから雨が止み曇り空になるということだったので15:00を過ぎた頃に神代植物公園へ行ってみました。
うめ園のウメは、そろそろ終焉が近付いているようで、1月後半から2月にかけての最盛期に比べると花の咲き方も衰え始めているようでした。
そんなうめ園の中で、今まで咲いていた真っ白な日本寒水仙に替わり黄色いラッパスイセンが咲いてるのを見つけました。
[Nikon D60 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/5.3 | 1/60 | EV 0.0]
鮮やかな黄色い花が可憐ですね。
スイセンは、ヒガンバナ科の耐寒性球根草です。ヨーロッパ、地中海沿岸、北アフリカ、中近東から中国、日本まで広く分布し、その種類は約30種近くあります。
スイセンって数種類かと思っていたのですが、結構な種類があるんですね。
[Nikon D60 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/4.8 | 1/60 | EV 0.0]
球根は鱗茎(りんけい)で、球周り8cmの小球種から20cmに及ぶ大球種まであります。
茎は品種によりさまざまで、10~50cmと大きく差があります。葉は線形または帯状で、長さ12~50cm、幅0.5~3cm。花は花茎の頂部に単生または散形状につき、径1.5cmほどの小輪から12cmに及ぶ大輪まであります。
[Nikon D60 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/5.6 | 1/100 | EV 0.0]
スイセンといえば、写真に見られるような副花冠に特徴があります。副花冠というのは、花冠または花被(かひ)の内部にある花冠状のもののことで、スイセンの場合は雄蕊(ゆうずい)(雄しべ)の付属物だと考えられています。
ラッパスイセンの花の咲く時季は、3月~4月にかけてで、ちょうど今の時期が見頃を迎えます。
ところで、スイセンは英名を "Daffodil"、学名を "Narcissus"(ナルキッソス)というのですが、学名のナルキッソスは、ギリシャ神話から由来しています。
ギリシア神話では、スイセンは、水に映る自分の姿に恋い焦がれ、水中に身を投げたナルキッソス(ナルシス)の化身だと語られています。ナルキッソスは麻酔とか昏睡(こんすい)を意味するギリシア語のナルケ("narke")が語源で、スイセンに含まれるアルカロイドのナルシチンが麻酔状態を引き起こすのにちなんでいます。
また、スイセンにはその由来を伝える悲しい恋物語があります。
それは平安末期の頃の物語で、木曽義仲(きそよしなか)の京攻めに従った居倉浦(いくらうら)の山本一郎太は、義仲敗退ののち帰郷して、留守中、弟の二郎太が海で助けた娘に恋慕し、仲のよかった弟と果たし合いになります。それを悲しんで娘は海に身を投げてしまいました。翌春、その化身のように海岸に美しい花が流れつきます。それがスイセンだったといいます。なんとも切なく悲しい物語ですね(ノ_・。)
今日は午後から雨は上がるという天気予報を信じて神代植物公園に足を運んだのですが、このラッパスイセンを撮影している時にパラパラと雨が再び降って来てしまいました。
まるで、ラッパスイセンが悲しい恋物語を憂いて泣いているように見えました。
3月も中盤に入ったというのにちょっと肌寒い日が続きますよね。
東京の今日の天気は雨のち曇り。最高気温16.3℃、最低気温11.9℃、湿度62%、北の風、風力4m/sでした。
気象データ上では、最高気温が16.3℃もあったんですね。
でも、ビュービュー吹き荒れる強い北風と、冷たい雨で体感気温は10℃前後だったような気がします。
天気予報では、午後になってから雨が止み曇り空になるということだったので15:00を過ぎた頃に神代植物公園へ行ってみました。
うめ園のウメは、そろそろ終焉が近付いているようで、1月後半から2月にかけての最盛期に比べると花の咲き方も衰え始めているようでした。
そんなうめ園の中で、今まで咲いていた真っ白な日本寒水仙に替わり黄色いラッパスイセンが咲いてるのを見つけました。
[Nikon D60 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/5.3 | 1/60 | EV 0.0]
鮮やかな黄色い花が可憐ですね。
スイセンは、ヒガンバナ科の耐寒性球根草です。ヨーロッパ、地中海沿岸、北アフリカ、中近東から中国、日本まで広く分布し、その種類は約30種近くあります。
スイセンって数種類かと思っていたのですが、結構な種類があるんですね。
[Nikon D60 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/4.8 | 1/60 | EV 0.0]
球根は鱗茎(りんけい)で、球周り8cmの小球種から20cmに及ぶ大球種まであります。
茎は品種によりさまざまで、10~50cmと大きく差があります。葉は線形または帯状で、長さ12~50cm、幅0.5~3cm。花は花茎の頂部に単生または散形状につき、径1.5cmほどの小輪から12cmに及ぶ大輪まであります。
[Nikon D60 | AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED | F/5.6 | 1/100 | EV 0.0]
スイセンといえば、写真に見られるような副花冠に特徴があります。副花冠というのは、花冠または花被(かひ)の内部にある花冠状のもののことで、スイセンの場合は雄蕊(ゆうずい)(雄しべ)の付属物だと考えられています。
ラッパスイセンの花の咲く時季は、3月~4月にかけてで、ちょうど今の時期が見頃を迎えます。
ところで、スイセンは英名を "Daffodil"、学名を "Narcissus"(ナルキッソス)というのですが、学名のナルキッソスは、ギリシャ神話から由来しています。
ギリシア神話では、スイセンは、水に映る自分の姿に恋い焦がれ、水中に身を投げたナルキッソス(ナルシス)の化身だと語られています。ナルキッソスは麻酔とか昏睡(こんすい)を意味するギリシア語のナルケ("narke")が語源で、スイセンに含まれるアルカロイドのナルシチンが麻酔状態を引き起こすのにちなんでいます。
また、スイセンにはその由来を伝える悲しい恋物語があります。
それは平安末期の頃の物語で、木曽義仲(きそよしなか)の京攻めに従った居倉浦(いくらうら)の山本一郎太は、義仲敗退ののち帰郷して、留守中、弟の二郎太が海で助けた娘に恋慕し、仲のよかった弟と果たし合いになります。それを悲しんで娘は海に身を投げてしまいました。翌春、その化身のように海岸に美しい花が流れつきます。それがスイセンだったといいます。なんとも切なく悲しい物語ですね(ノ_・。)
今日は午後から雨は上がるという天気予報を信じて神代植物公園に足を運んだのですが、このラッパスイセンを撮影している時にパラパラと雨が再び降って来てしまいました。
まるで、ラッパスイセンが悲しい恋物語を憂いて泣いているように見えました。
2009-03-14 23:04
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それで少しうつむき加減なのですね!
花言葉を調べてみました…
うぬぼれ・我欲・自己愛・神秘… なるほど〜(笑)
by bird (2009-03-15 19:03)